< 2004年12月 >
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信仰という命綱をたよりに世界の端に立つ

自分の世界の端に立つ。これほどの恐怖はない。あまりの恐怖に端から落ちて しまいそうだ。しかしこれほどの生きる意味を知る行為もない。

わたしは自分が端から落ちるのが容易な人間だと感じていたが、こうして見る と端に近づく事さえも困難である事がわかる。やはりわたしもこの世界の上に 生きている。そしてこの世界から逃れる事はできない。また逃れようとは思わ ない。

しかし、少なくとも生きていたいと強く思う。またそうあるべきだと思う。

生きるとはただそこに何もせずあるだけではない。世界に主体的に関係する事 だ。

関係こそが全てを形成する。関係こそすべての原点である。

わたしの信仰とはこの関係への信仰に他ならない。

Author: sakito Category: /diary/2004 Permalink: Permalink
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