< 2005年01月 >
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組織のあり方

ぼくは MacEmacs JP Project という一つの組織を運営しています(本当は他に も組織運営していますがそちらも同じ事です)。その関係でたびたび組織のあり 方に関して考えます。

ぼくは組織運営者としては有能ではないのでしょう。本当に優秀な組織運営者っ てのは人をもっと信じる物です。今のぼくの考えはかなり幼稚です。だから、 この後に書く事は幼稚なのだと思います。

ぼくは組織の正しいあり方は人が育つ場を作成する事だと思っています。人は 育てようとしなくても、勝手に育ちます。育つのに必要なのはただ単にその人 が育ちたいと望み、他者と出会った時そこから何かを学んだ時育つのだと思い ます。

だから組織の目標は、極力安全で質の高い他者と他者の出会いの確立を高める 事だと思います。

そして人は育ちます。であればいつかはその組織から巣立つ時が来るはずです。 巣立ちやすいようにしなればいけません。

永遠に縛るのは組織の正しいありかたではないと思います。

巣立ちとして必要な事は人として個別であると認識される事です。

組織の名前や、組織の運営者の名前に影響されてしまうと完全な巣立ちではな いのではないでしょうか。

だから、組織は組織運営者の名前なんて有名になってはいけないか、ある程度 しか有名になるべきではないと思います。

組織の名前が有名になるのは仕方ないですが、それは内部の人が重要である事 を認識していただくための組織の名前にすぎないのではないでしょうか?

ただぼくもいろいろ考えます。組織運営者が有名になるのも一つの手である事 は十分知っています。それにより組織の名前が有名になり、組織に所属する人 が有名になる、という型だって認めます。

ただぼくのやり方に合わないってだけです。

でもぼく自身が有名にならざるをえない事なんて沢山あるんですよね。それが 組織って物です。

現実ってのは頭の中で動く物でなくて人と人の関係で動く物なので、やっぱり やってみないとそのおもしろさはわからない。

まあ、組織を運営するならちょっと覚悟をきめとくべきなのだという事だけは わかっています。

だからぼくも覚悟はきめています。それが組織を運営する者のあり方だと思い ます。 ! 最後に不安なのはぼくの体調です。組織の継続を望むなら、ぼくがいないと運営できない状態は望ましくない。一人の死程度で組織が立ちいかなくなるようでは組織の運営が問題ある。 ! 今後考えていかなければいけない課題です。まだなんとか時間はあるので時間はかかるでしょうが、ゆっくりやっていきたいです。

Author: sakito Category: /diary/2005 Permalink: Permalink
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