GISの光と陰
GISとはGeographic Information Systemの略で、日本語では地理情報システム と呼ばれます。
地理的な位置を基データとして空間データ等を視覚的に表示して分析や判断を 高度で高速に行なう事を可能にしようとする技術です。
応用方法としては各種あります。有用に利用されている物で理解しやすい物と しては災害情報関連でしょうか。
たとえば、地震が発生した場合の避難情報などの取得が可能です。また物資輸 送等でも有用です。
最近は携帯電話の普及により位置情報を取得しようと思えば可能な端末をほと んどの人が保持する状態が来たため、大きなビジネスチャンスが発生しています。
ビジネスとしては例えば、渋谷に行き、携帯を見ると今いる場所の情報を送信 すると近くの情報を「広告付きで」表示する。スポットな広告が可能です。
Googleの検索語で広告が出るやつの位置情報版だと思うと理解しやすいかも。
現状利用されている物は河川情報管理とか、本当に多様な用途に利用されてい ます。いかに位置情報の応用範囲が広いかはおそらく普通の人が想像できる以 上の物があります。
当然これは光だけではなく陰もあります。
プライバシー関係がもっとも問題になりやすいでしょう。能動的に利用者が行 動パターンを情報として送付する事でサービス側が各種情報を収集する事が可 能なりますから。
マーケティングとかに利用されるんでしょうね。まあそれもビジネスチャンス の一つですが。
何事も光と陰がある物です。光の可能性は多様です。アイデアは大量にある物 です。
ただ、常に陰の部分にも気をつかう必要が発生するかもしれません。
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