所有欲との闘争
ERPパッケージを導入する場合、ほとんどの日本企業は大量にカスタマイズ入れ ているのが現状のようだ。
ERPパッケージは本来自己の業務に合せたパッケージを購入する物だから普通カ スタマイズしない方がよい。と言うかカスタマイズ入れたらパッケージ導入の 意味が薄れる。独自開発の方が良いんでないか?って事態になる。
ERPに限らずパッケージ入れているのに実はほとんど独自にカスタマイズしてい たりって会社は結構多いらしい。
これって所有欲の問題だと感じる。
日本企業は経理や人事のやり方を独自のやり方をする事で企業色を出す傾向に あるように感じる。
どの会社にいっても全部違うやり方してたりしやがる。
制度の所有欲なんではないか。と言うかそれぐらいしか独自色出せないのかも しれないないが。。
所有欲ってのは病理だ。別に自分で持っている必要がなくても持ちたいって思 う病気。この性で無駄に金がかかっているって事に気づくべきだろう。
いかにこの所有欲と闘争すべきか。どうやって所有欲を騙すかが重要。
わたしこれからはASP(Application Service Provider)の時代だと思っている。
ASPって事は自社にパッケージ保有しないって事。つまり所有欲が満されない事 態になってしまう。だから所有欲を抑制すると言うか、所有している幻想を維 持させる方策が必要になるのではないだろうか。
幻想で良いので保有している気にさせればよい。どうやればそういう幻想を保 持させる事ができるのか、難しそうで意外と結構簡単にできそうな感じだがこ こがポイントになる気がしている。
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