< 2006年02月 >
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自らを記号化する技術

自分をいかに記号化するかは重要である。記号的であればあるほど人の印象に 残る。ただしあまりに単純な記号だと忘れられてしまう。

そこには常にバランスが必要なのは当然ではある。

記号的とはいかなる事か。それは単に自分と言う物を一つ演じると言う事にす ぎない。

それは見せたい自分でない場合も多い。しかし最も見やすい角度で見せるのが 人を魅せる最重要な部分なのだ。

自らを記号化する場合重要なのは、極力従来の記号と重ならない事である。人 は常に新しい物に慣れる物であり、古い物はすでに知っていて飽きている。

今までに無い記号でなければならない。

ではその記号はどうやってさがすのか。

見付方はそれほど難しくはないのだが、なかなか気づかない物だ。

とりあえずやり方がわかり、その新な記号を見付けたら、自分がその記号に嵌 れるかどうかのみが残る。

ほとんどの人はおそらくその記号に嵌れない。

人は人を演じるのでさえ、能力が求められる。

ただ人である、と言う事を他者に知らしめるだけでも、重大なのだ。

ただ普通に人である、そういった事が大変な事なのだと本当に実感するには、 何を知れば良いのだろう。

Author: sakito Category: /diary/2006 Permalink: Permalink
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