世界への告白
ぼくは「世界」と言う物を果てしなく愛しています。この世界がこのような世 界である事を愛してやまない。
また「人間」という総体を愛しています。
しかしながら、単体の人間を愛した事はない。いままで本当に愛せた人間は一 人としていない。
親兄弟であっても親密さを感じた事がないし、愛せてはいない。かと言って憎 んでもいない。
興味が無いのかと言うとそうではない。
ぼくは恋人のような人が居た事も何度かあるけど、結局愛せなかった。
そもそも自分がどんな人を好きなのか、よくわかっていない。今まで一度も人 を愛した事がないのだから、どんな人を愛せるのかまったくわからない。
愛せる人に会うにはどうすれば良いか。人に会える機会を増加するしかない。
またぼく自身をもっと自分で理解する必要もある。
これは日々の努力による。
愛すべき人に育ってもらうという手もある。
この世界に素晴しい男性、素晴しい女性という物が自分で成長してくれれば最 良なわけだ。
それには個人個人が最良の男性像、女性像というのを持ってそれに向かって邁 進してくれれば良い。
ぼくは自分が良いと思う男性像、女性像というのが自分ではわからないが、人 が理想とする中にぼくが理想とする物が存在するかもしれない。
だから他者はぼくの創造できないような理想像を理想するのが良いと思う。
人が理想像を持つには自分で考える力が必要だろう。意味を考える力。価値を 考える力。その価値を実行するには何をすれば良いかを考える力が必要だ。
今の日本は楽になっている。何も考えなくても、理想を追わなくても生きてい ける。理想の自分になる必要などなくて、日々思考する必要はない。
考えない方が楽なのかもしれないが、考えない人はぼくは愛せない事がわかっ ている。
それだとぼくがやだ。
考える事の価値を人に教える、また考えないと特でなくなる仕組みを構築する。 そういうのがぼくの仕事だ。
本当に自分本意。でもそんな物じゃないですか?価値観なんて。
結局我儘なんですけどね。我儘な自分はちょとだけ愛せる気がします。まだ本 当に愛せてはいないのですけど。すこしは増しって事です。
日々増しになるように考えるのは重要。自分だけだと増しにならないから、周 囲を巻き込ませていただきます(^_^;;
まあ周囲の巻き込まれている人もぼくを利用して皆自分勝手な自分の価値を実 現しようとしているので、御互い様です。
こういうのがもちつもたれつってやつです。
こんな世界が大好きです。
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