< 2004年10月 >
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意欲減退

仕事が溜ってくると、意欲が減退します。。やる事が増加するのでどうしよう もなくなってくる。

年々やる事が増加しているのは確実で、すでに時間的には不足ぎみなのだと思 います。

本来はいろいろとやりたい事があるのですが、自分の仕事をこなす事で手いっ ぱいという感じ。

まあ優先順位をつけて、スケジューリングしているので忙しいけど無理してい るわけではないです。ただ、優先順位から落ちた物ができないのはちょっと淋 しい。

超マイペース

完全に自分のペースでやっている。本当はペース合せるのが望ましいのだけど、 無理してもどうしようもないですし。

自分のペースでやるしかないです。

ウィトゲンシュタインとの遭遇

ウィトゲンシュタインの著作が手に入りやすいのはすばらしい事だと思う。

全集もあり、哲学者としてはかなり容易に著作を手に入れる事が可能なのは幸 運な事だと思う。

それであっても意外とウィトゲンシュタインは知られていないのかもしれない。

哲学を青年の麻疹とする見方があるがこれは完全な誤解です。哲学とは実学な のです。物の見方、考え方のありかたをしめします。

人間は歴史の上に立つ存在であり、独自の力によって立っているわけではあり ません。歴史をふまえてしか存在しえていないのです。

その歴史はなぜかいつのまにか覚えた歴史です。

まったく違う生き方をし、まったく違う文化の中で生活している。そしてまっ たく違う意味で言葉を利用する別の人間どうしが、言葉を通して誤解だとして も理解しあう事が可能である奇跡はすばらしい物です。

これが奇跡でなく、何が奇跡なのでしょうか。いつのまにか覚えた方法で、理 解をしあう。なぜ別の人間どうしが理解しあえるのか。

すべてが別の人間である事こそが奇跡の源泉です。

人間は別の思考を持ち、別の文化を持ち、別の人間である事にこそ最大の価値 があるのです。

そして別の人間同士が言葉を介して理解をする事ができる奇跡を有効に利用す べきです。

われわれは奇跡の上に生きています。

感謝します。

Author: sakito Category: /diary/2004 Permalink: Permalink
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