転校生
転校生ってのは転校する事がだいたい決まっている。それも他人の都合で。ほ とんどの場合本人の都合ではない。
それでも自立する事を決心すれば転校しなくてもすむ事のほうがほとんどだ。
まあほとんどの人は自立が恐いわけだ。自立してやっていけない不安の方が大 きいし、第一自立が許される事は結構少ない。
自立の一つとして一人暮しがあるけれども、当然のように費用がかかるわけだ。 住居を考えなければいけない。
自立される側としてはその分労働力が減る事になるし、余計な費用が発生する 事になるのだからいやだろう。良い顔をするわけがない。
一人暮しでなければ他人と同居、ルームシェア。もしくは、支援者と同居とい う事になる。
他人はいかに友人であってもメリットがなければ受け入れる事はない。メリッ トを事前にいかに相手に理解していてもらえるか、と言うのが重要になってく る。
転校を阻止する場合、他人がその阻止に力をかす事を事前に明示もしくは信じ させていなければいけない。そうしなければ、支援を受けたいと思う事はない。
そして、転校生が自分が転校しそうだって事を自覚できるかどうかが一番大き いようにも感じる。
転校直前まで自分が転校しそうである事実に気づかない、もしくは目をつぶっ てしまうなら、、それはもう他人にはどうしようもないのかもしれない。
他人にできる事は限られている。転校しそうだったら、その前に同居人を斡旋 してしまうというのがかなりいい手なのだと思っている。
でも他人がどこまで気づけるのかが最大の問題。気づける人はごく一部、転校 生に慣れている人だけであり、転校生に慣れている人は案外転校をどうでも良 いとおもっていたりする物なのだから、、
本当に難しい
転校の予言
もし、転校を予言したとして、どうなるのか。
ほとんどの場合どうにもならない。
転校に気づくのが実際の転校の3ヶ月前。転校しそうだからどうにかしてあげよ うよ、と言ってどうにかなるかは非常に疑問だ。
それは犯罪の予言とかでも同じ。
他人の犯罪の予言をして、実際に犯罪が発生したら感謝はされない。お前が予 言したからだとか、予言できたなら阻止しろと言われる事になる。
犯罪を予言して、対処がそれなりにされてたけど、犯罪が発生しなかったら、 無駄な事をしたと言われる。
実際には犯罪に対して阻止の処置が取られたのかもしれないじゃないか。どこ でどう取られたかは良くわからなかったりするかもしれないけど。
まあ、どうやっても預言者という物は袋叩きに会うのが宿命なのです。
それは預言者ならわかっている事であり、だから本当の預言者は語らない。す べて受けいれる事になる。
それ以外方法が選択できない事が、、、、最大の不幸なのかもしれない。
以下はゲストコメント可能です。名前とメールアドレスは任意の物を入力していただいてかまいません。 blog comments powered by Disqus