概要
データ中心指向とは、データを中心とした設計、開発手法の大枠を指します。データ中心アプローチという呼称が一般的なようです。
オブジェクト指向はこの発展型という考え方もあります。
中小規模の業務アプリケーションではデータ中心指向で設計開発した方が開発速度は速い場合があります。
またデータ中心指向の方が理解が比較的容易です。これは、データ中心指向は歴史が比較的長く、方法手順がデータモデリングなど確立されているためです。
DDD
http://www.datadrivendesign.com/
Data Driven Design データ駆動型設計(DDD)で設計部分のみを呼称している場合もあるようですが、DDDをDOAの一部と言えばいえます。
ただDDDというと最近はDomain Driven Designの事を指すのかも。http://domaindrivendesign.org/ 。オブジェクト指向での名著です。
Data Drivenの資料はいくつか英語ならあります。
http://ai.eecs.umich.edu/soar/Classes/494/talks/Schumaker.pdf
ゲーム開発においていかにデータ駆動型設計が必要か、そしてどうやって実現するかを講義しています。
用語
- データ中心アプローチ(DOA) Data Oriented Approach
- ER図
欧米では普通DCA(Data Centric Approach)等で呼称されます。
参考サイト
http://www.doaplus.com/index.html
http://els.hitachi-ia.co.jp/exlearn/DEMO/SYS/sys01/sys01.htm
http://www.st.rim.or.jp/~ryoma/tips/data.htm