概要
電子ピアノの比較。
この比較の更新時期: 2023/3頃
電子ピアノの種類
一部メーカーで表現が揺れているようだが、だいたい以下のような意味だと思う
- midiキーボード
- 音源やスピーカーを持たず、電子信号しか外部発信しないキーボード。つまり単体だと音が慣らず、パソコンに接続が必須な機器の事です。
- 物によっては音源やスピーカーがあってもmidiキーボードと呼ばれる物もありますが、それは音源やスピーカーが動作確認レベルの物で、品質が良くない場合が多いです
- 電子ピアノ
- ピアノとしての利用を目的としているため、音源がピアノ音源だけしかないか、ピアノ以外はかなり簡単な音源しかない場合が多い
- 単体で音が出る
- 88鍵の物が多いが61鍵盤の物もある。
- 鍵盤の感触を本物のピアノ鍵盤に近づけようとしている
- midiの機能がある場合もある
- シンセサイザー
- 音の合成等ができる機器の事
- パソコンでできる事の一部ができる、という感じの機器を主に指す事が多い
- ワークステーション
- DAW(Digital Audio Workstation)の機能を持つ物を指す事が多い
- 「ワークステーションシンセサイザー」という用語の略称、という解釈が正しいのか?高機能なシンセサイザーを指す場合が多いようだ
- シンセサイザーとほぼ同じ物を指している場合もあるようだ
Bluetooth 機能に関して
Bluetooth の機能には2種類あり「Bluetooth Audio」と「Bluetooth midi」が存在する
- Bluetooth Audio
- 外部からBluetooth信号を受領して「音を鳴らす」機能
- 例えばiPhoneで音楽を流した物をBluetoothで受信して、それに合わせて演奏する、とかができる機能
- ただし受領できるコーデックに制限がある場合があり、AAC(つまりiPhone)に対応していない機器もあるので注意
- Bluetooth midi
- 鍵盤を押した時に midi信号をBluetoothを通じて外部に飛ばす機能
- 通常はパソコンで受領して、DAWなどで録音したりするのに利用する
- 結構遅延する
Bluetoothは通常遅延するので、遅延しても良い場合に利用する。
自分はAudioの機能を利用した事ない。そのまま流せば良いので。
midiの方の機能は、楽譜打ちの時にケーブルが面倒とかで利用している事があるが、録音は遅延すると不便な事が多いんで、ケーブルでやる。
Bluetoothはそれなりに便利であると良いな、とは思うが、遅延とか音質とかでそこまで実用的ではない気がする。
比較
価格帯は サウンドハウス( https://www.soundhouse.co.jp/ ) の値段を参考にしている。
メーカー |
品名 |
価格帯 |
種類 |
鍵盤数 |
タッチレスポンス |
重さ |
横幅 |
奥行 |
高さ |
USB midi |
BLT Audio |
BLT midi |
電池 |
PLAYTECH |
PTK150 |
1万 |
ポータブルキーボード |
61 |
○ |
2.6kg |
90.0cm |
20.2cm |
5.6cm |
○ |
○ |
○ |
バッテリー搭載 |
ROLAND |
JUNO-DS61 |
8万 |
ワークステーションシンセサイザー |
61 |
○ |
5.3kg |
100.8cm |
30cm |
9.7cm |
○ |
× |
× |
単3x8 |
ROLAND |
GO:PIANO GO-61P |
4万 |
電子ピアノ |
61 |
○ |
3.9kg |
87.7cm |
27.1cm |
8.2cm |
○ |
○ |
○ |
単3x6 |