FTPはFile Transfer Protocolの略称で、通常ポート番号は21番です。これは名前の通り、ファイル転送用のプロトコルです。ソフトのダウンロードをしたことがあるなら、たまに「ftp://ftp.hoge.com/」みたいなURLに接続することがあると思います。また、ホームページを作成した事がある人ならFetchなどのFTPクライアントソフトを使用したこともあると思います。
コマンドを利用すればTelnetでファイルをダウンロードすることが可能です。FTPに関しては細かいやり方は説明しません。コマンドが大量に有りますし、仕組みも細かくてとてもでは無いですが説明しきれないからです。自分で調べてください。
WHOISは正式名称を「NICNAME/WHOIS」といいます。通常ポート番号は43番です。
これは、情報検索サービスの一つで、ドメイン名の所持者の検索などに主に利用されいます。興味が有る場合は、
http://www.nic.ad.jp/cgi-bin/whois_gate
http://www.networksolutions.com/cgi-bin/whois/whois
などを利用してみてください。ここで検索すれば、ドメイン名(たとえばhoge.com)の所有者がわかります。
TelnetでWhoisサービスを利用する場合は、
whois.nic.ad.jp 43
でつなげれば利用可能です。
利用時にはやはりコマンドがあります。幾つかコマンドを示しておきます。
メソッド | 説明 | 使用方法 |
---|---|---|
DOM | ドメイン情報 | DOM HOGE.COM |
NET | IPアドレスの情報 | NET 110.110.110.110 |
HOST | ホスト情報 | HOST uso.hoge.com |
PERSON | 担当者情報 | PERSON KKKKKKJP |
実際検索を行う場合は、クエリー(要請)を出す必要が有るんですが、そこら辺は説明しません。なにせ、Whoisを全部説明し出すとここでは終わらないので、自分で勉強してくださいね。
DNSと言うのは、Domain Name Servisの略称です。
このプロトコルは、ドメインネームとIPアドレスを変換するのに利用されています。本来インターネット上のホストアドレスはIPアドレスによってしか、限定できないのですが、DNSを利用すると、IPアドレスとドメインネームの結びつけが可能になります。
このため、http://www.linkclub.or.jp/で、LinkClubのトップページにいけるのです。
Telnetでは、このドメインネームの実態となるIPアドレスを知ったり、IPアドレスからドメインネームを判定したりすることが可能です。
TCP/IPの知識が必要なためここでは細かく説明しません。