ここでメールを暗号化して送付のしてみます。
PGP Plug-inが利用できないメールクライアントは、クリップボードを利用します。Macの環境では基本的にははEudraシリーズ以外のメールクライアントはPGP Plug-inに対応していないので、クリップボードを使用してください。
PGPを利用して暗号化したメール送信して、さまざまなメールクライアントで暗号・サインを送受信し、確認を行った結果問題なく暗号・サインの回復が行えることを確認しています。
以下にぼくが確認したメールクライアントをとりあえず示しときます。バージョンはいちいち示しませんが、1999年12月1日現在での安定版最新バージョンを利用しました。
◆Linux
Netscape Messenger
Mew
Wanderlast
mutt(日本語版)
Kmail
◆Win
Netscape Messenger
Becky!
Al-Mail
◆Mac
Netscape Messenger
Eudora Pro4,3,2
Eudora Light802
Postino
Postino Classic
Musashi3,2
PostPet2001
とりあえずプレーンメールのみの確認です。スタイルをつけた場合はおかしくなる可能性が有ります。
また添付書類にしても全く問題有りませんでした。PGP Plug-inが利用できるもの同士でも送受信してみましたが全く問題有りません。
ARENA Internet Mailerの動作確認も行いましたが、これは現在はだめなようです。2.0に期待しましょう。
あと「Outlook Express」に関しては、PGPを利用するような方はこのソフトを利用しないと思うので、検査してません。ご了承ください。
では始めに自分自身にメールを送信し、それを受信した場合、暗号やサインが全く問題ないか確認してください。
ぼくの確認はかなりハードにやってますが、不完全ですので自分の目で確認するのが一番良いかと思います。
通常のメールソフトではPlug-inが利用できないのでクリップボードを利用してください。手順は覚えていますか?もし覚えていないようなら4章を読み返してみてください。
暗号化に成功したら、わけのわからない文字列になります。これをメールとして自分自身に送信してみてください。数分〜数時間で自分のところにこのメールが届くはずです。このメールを4章で説明したようにクリップボードを利用して復元してみてください。
成功したでしょうか?成功すれば後は実践になります。
友人との間で暗号メールを送受信してみます。やりかたは自分自身に送ったのと同じ方法です。何度か送受信してみてください。
ここまでの事を実行すればあとは慣れの問題です。
実際PGPはあまり難しいものではないので、なれれば簡単だと思います。