PGP国際版はhttp://www.pgpi.org/から入手可能です。PGPは個人利用に限りFreewaraとなっています。商用利用の場合は料金がかかります。最新版は6.5.1int freewareです。説明もこれを基本として説明していきます。
では入手した PGP651 intFreeware アーカイブを解凍してください。自己解凍型ですので、ダブルクリックで解凍できます。解凍が終了すると、 PGP651 intFreeware folder ができ、このなかには PGP6.5.1 Freeware int(インストーラ) と PGP6.5.1 Freeware int.sig が入っています。フォルダ関係は以下のようになるので確認しておいてください。
ちなみに画像では PGP6.5.1 Freeware int.sig にカスタムアイコンが付いていますが、初めてのときは白紙アイコンになっています。
「PGP6.5.1 Freeware int」をダブルクリックするとインストールが始まります。
ライセンス条件とPGP6.5.1における新しい機能に対する説明がでます。英語ですが興味があったら読んでみてください。簡単に目を通したら「Accept」「Continue」ボタンを押して次に進んでください。
インストール場所選択になるので、選択してください。始めてインストールする場合は「Easy Install」のままOKで良いと思います。
インストール中、Eudra用のPlug-Inのインストール場所を訪ねてきます。もしEudoraシリーズがハードディスク上にあれば選択されていますので、インストールしておくと良いでしょう。Eudoraシリーズが無い場合でもどこかにとりあえずインストールしておいてください。
インストールが終了したら再起動してください。
無事再起動されたらインストールは終了です。まれにAreas Menuなどのメニューカスタマイズ系の機能拡張が入っている場合コンフリクトを起こすことが有るようですが。ほとんどの場合は大丈夫だと思います。
コンフリクトにより起動しない場合は、機能拡張から「PGPmenu」を外して再起動すれば問題ないかと思います。
再起動をするとインストールした場所に「PGP6.5」フォルダ、またインストールしたハードディスクの第1階層(一番上)に「PGP Installer Log File」ができます。
「PGP6.5」フォルダのなかには「PGPKeys」、「PGPnet」、「PGPtools」、「PGPGuide」、「Documentation」フォルダ、「PGP keyrings」フォルダ、「sample Keys」フォルダ、が入っていることを確認してください。
また機能拡張フォルダに
PGPclientLib
PGPmenu
PGPnetService
PGPsdkLib
PGPsdkULib
PGPnetModule
PGPsdkNetworkLib
コンテクストメニュー項目フォルダに
PGPcontextmenu
がインストールされます。インストールされたものの記録は全て「PGP Installer Log File」に記述されていますので、不安な場合は確認しておくと良いと思います。
機能拡張をシステムフォルダ内に入れることを好まない場合は、「PGPmenu」と「PGPnetService」以外はPGPと同じフォルダ内にあればほとんどの環境では問題なく動作します。まれに PGPnetModule 、 PGPsdkNetworkLib が入っていないとPGPがネットワークの確立をできない場合が有ります。これに関しては後で説明します。
またメニューにアイコンが出るのが嫌いな場合は PGPmenu をはずしてもなんら問題有りません。
PGPnetService は PGPnet の利用に必要ですが、有る程度PGPに精通しないと PGPnet は利用しないのでとりあえず外しておいてもよいかもしれません。