MRJとは「Mac OS Runtime for Java」の頭文字をとったもので、Apple社純正のJava動作環境です。これがインストールされていないとJavaが動きません。このあたりは、あとでJavaに関する説明をしますので、今は分からなくても良いです。
MRJ SDKは「Mac OS Runtime for Java Software Development Kit」で、簡単に言えば、MacにおけるJavaソフト開発環境です。Apple社純正のFreeの開発環境ですので、勉強用に有用であると思います。
MPWとの連携も有る程度考えれているので、MPWを利用したことがある人なら割に入り込みやすいかもしれません。
まずApple社純正で有ることです。Appleのサイトからサンプルコードを入手することができますし、ドキュメント類もしっかりしています。また、Freeの開発環境で有ることもあります。Freeであるというだけでも、かなりお得だと思います。
ただし、ドキュメント類が全て英語で有ることは、やはり初心者(ぼくもですが(^_^;))には機能が十分に把握できないという欠点が有ります。まあ、某ソフトでもどうせ同じようなモノなので、これはあきらめるしか有りません。
結局これですね(^_^;)。MRJ SDKは日本ではあまり広くは知られていないようです。しかし、これがMac上でのJava開発環境としては最高の部類に入るものです。
まあMRJ SDKは有る程度汎用性の高い開発環境になっているので、一度慣れると結構便利かもしれません。