このチュートリアルを読んで、 Python を使うことへの君の関心はより強くなったことだろう -- 今自分が抱えている 現実世界の問題に是非とも Python を適用したくなったはずだ。 さあ、これから何をしたらよいだろうか?
Python Library Reference を読むか、 あるいはせめてそのページをパラパラとめくるとよい。 これは Python プログラムを書く時間を大いに節約するのに役立つ 型と関数とモジュールについての (ぶっきらぼうだが) 完全な参照資料を与えている。 標準的な Python 配布物は、 C と Python の両方の沢山のコードを含んでいる。 Unix メールボックスを読んだり、HTTP 経由で文書を取り出したり、 乱数を発生させたり、コマンド行オプションをパースしたり、 CGI プログラムを書いたり、データを圧縮したり、 その他多くのことをするモジュールがある。 ざっとでも Library Reference に目を通すことで、 何が利用可能なのかについての概念を得る事ができるだろう。
主要な Python Web サイトは http://www.python.org/ だ。 ここにはコード、文書類、 そして Web のあちこちの Python 関連のページへのポインタがある。 この web サイトは世界のあちこちのさまざまな場所、たとえばヨーロッパ、日本、 オーストラリアなどでミラーされている。地理的な位置によっては、 メインサイトよりミラーのほうが速いかもしれない。 より非公式なサイトは http://starship.python.net/ だ。 ここには一群の Python 関連の個人的ホームページがある。 多くの人がここにダウンロード可能なソフトウェアを置いている。 さらに多くのユーザにより作成された Python モジュールは、 http://www.vex.net/parnassus で見つけることができる。
Python に関する質問と問題の報告については、 ニュースグループ comp.lang.python に投稿するか、 python-list@python.org のメーリングリストに送ればよい。 このニュースグループとメーリングリストは相互接続されている。 だから、一方に投稿されたメッセージは自動的に他方へ転送される。 質問 (と回答)、新機能の提案、新モジュールのアナウンスなど、 一日に約 120 通(ピークにおいては数100通)の投稿がある。 投稿の前には、必ず http://www.python.org/doc/FAQ.html に ある Frequently Asked Questions (つまり FAQ) のリストを確認するか、 Python ソースディストリビューションの Misc/ ディレクトリ を探すようにしよう。 メーリングリストのアーカイブは http://www.python.org/pipermail/ で 入手可能だ。 FAQ は何度も繰り返し現れる質問の多くに答えている。 そこには自分が直面している問題に対する回答も既にあるかもしれない。
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